支援学級では、国語の時間に「時を表す言葉を使って文を作る」学習をしていました。文や言葉で何かを伝えるとき、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どうする」のか表現しなければなりません。こうした学習の積み重ねで、自分の思いを伝える力がついていきます。
4年生は、「聞き取りメモ」の取り方を学習しています。聞き手がメモを取ることを、話し手が考慮して、聞きやすくゆっくり話してくれる・・・なんてことはめったにありません。素早く、大事なことを落とさずメモするための、いろんな「こつ」があります。こうした学習を通して、「聞き方」を身につけていきます。
さて、窪田小では、1年生だけでなく、全校児童がランドセルにカバーを付けています。おそらく、市内の小学校では唯一だと思います。せっかくのかわいいランドセルが見えないというご意見もありますが、運転する立場からすると、とても目立つので子どもが歩いていることが分かりやすいと感じます。どうして窪田小では全校児童につけさせているのでしょうか。
今から十数年前に、当時の窪田小児童が交通事故で亡くなるという、悲しくいたましい出来事がありました。悔やんでも悔やみきれない学校、PTA、地域の思いがあって、二度と窪田の子どもたちに同じことが起きないように願いを込め、全員がランドセルカバーを付けるという約束をしているのです。