各学年・各学級では、子ども同士が「かかわり合いながら」学習しています。社会生活の基本であるコミュニケーションの力は、小さいころからのかかわり合う経験の積み重ねで培われていきます。主張したり、譲ったり、協力したり、時にはもめ事が起きたりもしますが、学校でのかかわり合いがなければ、コミュニケーションの力がつかず、社会生活に大きな支障が出ることでしょう。
6年生は、友だちと一緒に考え、一緒に練習し、一緒に悩む活動をよくしています。そのお陰でしょうか。人とかかわるのが上手です。
3年生の教室では、「重さ比べ」の学習をしていました。班の中で一番重いと思われる消しゴムを手の感覚で選び、どの班の消しゴムが一番重いのか比べる方法を考えます。比べ方には「直接比較」(天秤の両腕の皿に消しゴムを載せどちらが重いか調べていく方法)と「間接比較」(基準になるものを使って、そのいくつ分かで比べる方法)があります。今日子どもたちがやっていたのは、間接比較。10円玉と1円玉を使って、10円玉何個1円玉何個の重さなのかを調べていました。なかなかの盛り上がりでしたよ。
今朝のこと、登校途中に慣れない長靴で「靴ずれ」をおこし、進めなくなった1年生を、6年生の「悠仁君」が寄り添って最後まで面倒を見てくれました。1年生のお父さんが2人を学校まで送り届けてくださったのですが、そのあと電話で事情をご説明くださり、6年生の行いを褒めてくださいました。高学年らしいすばらしい行いに拍手です!ブラボー!!